今回CE-2500のRFデッキとラック(作りかけ)トランス類の持ち込み
で、製作と修理を行いました。

 最初見たときは、何も扱わないで部品だけ持ってきてくれればと思いましたが
成り行き上受けることにしました。
 RFデッキの大きな修理としてはBandSw交換です、この際私の好きなように
改造もしました、まず面倒な入力切替を既製品のAntチューナーを使用しAut
としました、次に冷却関係を大幅見直し熱溜まりの改善などを重視しながら作業
に入りました。

何と大きすぎるラック
オリジナルのCE-2500RFデッキ
良く分からない配線
ヒーターRFCが巻き直してあるが、巻き直しました
何も扱ってないRF部BandSW NGでした
ファンを1個付けましたが
やはり2個の方がよい
RFが漏れないようファンガード取り付け
既製品のAutAntチューナー沢山買いました
RFCなど巻き直し殆ど改造終わり
RLは接点が足りずJA製に交換しました
チューナーのBandData基板
BNCはチューナー用4Pはファン用
BandData切替SWは、ここに付けました
チューナーは底に取り付けました
完成したRF部裏
完成したRFデッキの全体
ただ今調整中
結線図
大幅見直した電源部
Antチューナーは後ろでも付きそうだね

製作者から一言

 今回大変なものの依頼です、この状態で5年ほど眠っていたそうです私も半年くらい前に受け取りましたが、忙しさもありなかなか気が進まず
今日まできました。
 ラックは、殆ど穴開け加工が済んいて、入力調整用の3個の穴が不要になりTRX用のランプと低圧用のヒューズホルダーにしました、RFデッキは
ファンを交換していました、これは別に問題がありませんでしたが、ヒーターRFCが3.2mmのエナメル線に巻き直していましたが巻き数が足りなく
2.6mmに巻き替えました。
 入力回路は、Antチューナーで全Band同調をとっていますが、思ったよりSWRが下がらなく高いBandでは1.5位あります、これは多分エキサイター
までの間が長くおまけにRLなど中に入っておりインピーダンスが乱れているようですが実用上問題がありません。
 取り付けも、オリジナルAmpでは底に付けることが出来ませんので、背面に取り付けるように出来そうです。
 OutはIn130Wで2.5KWでした、28MHzは何故か1.5KW位です、無負荷で4.800V負荷時(1A)で4.400Vですので此くらいでしょうね。