3CX-800A7 430MH 小型Amp製作しました

今回、小型で場所取らずのAmpを製作しました、筐体は2mのGU-74Bと同じケースです。
149*320*350で重量20Kg以下で、Out700W以上と小さな力持ちです。
販売価格は、268.000円を予定しています。

 今回、例の共振板をアルミと銅板の比較も行いました、2mでは殆ど差がありませんでしたが
このBandでは、果たして効果があるか皆さんも興味あるところと察します。

 指摘がありましたので、最後に載せています。

2mの時とメーターが変わっている
右斜め
取っ手が強化されましたMax40kgまでOK
SW ON時
700WでData取りました、Ip0.7A Ep1900V
共振板を外しました
上アルミ板下銅板です
今から挿入します
得意のカム機構、スペサーもテフロン
銅板に交換して実験しました
なんと、Ip0.7A弱でEp1900V 2mと結果同じ
一応800Wは確認しました
出来上がった中身、スペース少しあり
一寸インチキして、外部電源供給
へへへ、1KWクリアーだぜ
裏です余裕スペース無し
入力同調クローズUP銅板とVC2個
一寸離れてシールドBOX内
右2mGU74B左今回のAmp
トランスの大きさが違うくらい、製品版は同じ
シールドBOXの位置が違うくらい


 製作者から一言

 今回430MHz小型Ampにトライしました、問題が起こったのは、ANTピックアップの位置でです、場所が思う所に
出せず仕方なく真空管の近くに決めましたが此が、トラブルの原因でした、アナライザーで確認すると420-440MHz
の大事なところがピックアップ出来ません。

 通常通り真空管と反対側では、問題がありません、これは推測では、1/2共振動作ですので1/4付近ではZpが
最低になりピックアップ出来なかったモノと思います、理屈では分かっていましたが共振板の全長がその長さにな
るとは思っていませんでした、真空管の真ん中と共振板の反対側の距離だと思っていました、今回共振板の全長が
210mmでピックアップ位置が、なんと運悪く105mmの位置でしたコネクターの位置を変える訳にも行かず(裏に
トランスあり)仕方なく8Dクラスのリジット管で位置をずらし対処しました。

 次に、皆様の興味のある、アルミ板と銅板の効果の実験です、430MHzではかなりの効果があると期待しましたが
ストリップライン方式では、殆ど能率に効果がないと判断しました、10-20%は違いが出るなどとよく言われますが、
全くのデマです、比較するモノが定かではない気がします、多分同じモノで比較していないはずです。

 今回手持ちのトランスで、製作しましたが製品版は少し大きめにします、負荷時1900Vでは800W位が限度ですが
負荷時2300Vでは軽く1KWをクリアーしました、3CX-800A71本で430MHzでこのPower魅力ですね、しかしIpが
0.8A以上流れますのでスペックオーバーです。

 最後に、このAmpの能率ですが50-55%位です、多分誰が製作してもこれ以上はないと思います、EMEでは、2本
で2.5KWのようですが、出ますね。しかし製品版にはならないでしょう。


2002 oct 20 mailにて指摘がありました。

上記の中で、アルミ板と銅板の比較で、箱迄銅板に換えないと正確なモノでないとの指摘がありました、確かに箱も
共振回路ですので、影響がないといえません、しかし、RF電流は共振板に殆ど流れるモノと思っていました、指摘が
ある限り、研究材料として、GS-23Bストリップライン方式で、完全銅板仕様を製作する気になりました(現在は、
全てアルミ)製作は、年内まで待ってよ。