430Mhz 3cx-800A7×2 Amp 完成です。

 今回は、初めて430MHzAmpの挑戦です(過去900MHzの経験あり)。
 In50WでOut1.2KW目標です、思った通りPowerが出て大変満足ですが途中の道のりは大変でした。


完成した430MHzAmp、ケースも初採用です
ファンはトランスを、冷却
完成後の最終テスト中です
どうです1.2KW以上です、エレメント2500E
部品を付けました
最初はこの状態でしたが安定せず変更
入力同調です
シールドケースをかぶせました
安定した入力同調回路
初めは三味線糸使用していました
なんと焼き切れました、怖い
テフロン棒でカムを作りました
これで安心、15mmスイングします
Outピックアップフラッパーの調整苦労しました
これは大きすぎです
最終的には、この大きさになりました
別な角度から撮影
これが共振板の大きさです、かなり短くなった
ファンの回り込みで配線にシールドしましたが
トランスを乗せる前です
吹き出し口に網を張りました
Outフラッパー沢山作りました
今回使用したネットアナ大変便利
フィルターなど完璧に測定できる

製作者JA6TAYから一言

 今回の製作のため、ネットワークアナライザーを購入(中古)しました、3.6GHz迄測定できますおかげで、共振板の大きさも余り苦労せずに追
い込めることが出来ましたが、Outフラッパーの調整は実際とかなり違って大変苦労しました。

 キャビティの大きさがかなり大きすぎました、これに合わせて共振板を製作した所、220MHzUSAバージョンのAmp製作かと思いました、お陰
で共振板をかなり切り、思ったより短くなりビックリしました。

 Outフラッパーで苦労しました、ネットアナを用いリターンロスで大きさを決めました、2mなどは殆どこのやり方で決まった物でしたが、実際と
は全くかけ離れた物でした完全にカットアンドトライで追い込みです、この周波数は難しいですね、今思うとPlateに付けていた負荷抵抗が
普通の物で、この周波数では純抵抗になっていなかった可能性もあります。

 入力同調も、なかなか言うことを聞いてくれませんでした、結局オリジナルの変な回路になりましたがドライブの吸い込みは抜群です、しかし
熱による変動がありL分を少なくしてCを多めにしています、これでやっと納得いくようになりました、現在は冷却も少ししています。

 気にもしていなっかたファンの回り込みもありました、200W位でファンが止まります配線をシールドしたり、パスコンを至る所に入れたりしまし
たが完全でありませんでした、原因はファンのOFFディレーに使用しているSSRの回り込みでした、このRLをショートすると全く問題がありま
せんので対策をし完全になりました。

 真空管も、大変な発見しましたS/V社とEimacに大変な差が出ました、2mでは若干低いかなという程度でしたが、この周波数では歴然です
Outが、2割は違います、アイドリング電流の違いがありましたので同じにBiasを調整しましたが結果は同じです、ドライブが足りないかと思いま
したがIGの流れから言っても限界は1KWチョットです。

 こんな事を書くと、S/V社にしかられそうですが、予備玉を使用しても同じでしたので430MHzでEimacと同じ事を求めるのは無理と思います。